べた基礎とは

建物の底面全体にわたってコンクリートスラブ(床板)を敷きつめる基礎のこと。地盤の上に舟形を浮かせるような形になり、べたは、建築用語で全面にコンクリートを打設することを意味する。マット基礎、ラフト(いかだ)基礎とも言う。直接基礎の一種で、やや地盤の弱いところでも不同沈下を起こしにくい。阪神・淡路大震災以降は通常の在来工法の木造住宅でも増加しており、2×4工法やプレハブ工法では、べた基礎が一般的。