濡れ縁とは

住宅の外部に設けられた雨ざらしの縁側のこと。縁、雨縁とも言う。建物の内部にある縁側は長手方向(敷居と平行)に板が張られるが、濡れ縁は縁側と直角方向に板を張ることが多く、これを切れ目縁と言い、板の木口面が外側から見える。また、板と板の間にすき間をあけたすの子縁にしたり、竹を用いた竹縁にして、水切れをよくするケースも珍しくない。縁側よりさらに一段低い位置に設けたものは落ち縁。