防火設備の一つで、建物に隣接する外部で火災が起きた時に、延焼による被害を防ぐ為、建物外周部などに設置した散水ノズルから圧力をかけた水を放出することで水膜(放射水滴)を張る装置のこと。水を噴霧させる散水ノズルをドレンチャーヘッドと言い、屋根、外壁、窓上、軒下などにつける。寺社などに設置されることが多く、またドレンチャーと同様の水膜を、屋内の舞台と客席の間に設けるものを開放型スプリンクラーと言う。