植物を直接植えつけて栽培することを可能にしたコンクリートのこと。従来は緑化が難しかったコンクリートでできた建物の壁、屋上、擁壁、護岸などへの植栽が可能になった。構造的には、砕石や軽量骨材などの粗骨材をセメントペーストだけで固めて、植物がコンクリート内部に根づくようなすき間を確保しながら、保水剤や固体肥料を充てんし、表面に薄い客土を固着させた形になっている。コンクリートとしての強度が十分かどうかがポイント。